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『SYDNEY 1973 1ST NIGHT SOUNDBOARD』

 投稿者:atsu-yメール  投稿日:2022年 4月24日(日)13時16分48秒
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  『SYDNEY 1973 1ST NIGHT SOUNDBOARD』 no label (1CD)
SB+aud recordings@Royal Randwick Racecourse, Sydney, Australia. Feb.29, 1973



1. Audience - 2000 Light Years From Home Intro / 2. Brown Sugar / 3. Bitch / 4. Rocks Off / 5. Gimme Shelter / 6. Happy / 7. Tumbling Dice / 8. Love In Vain / 9. Sweet Virginia / 10. You Can't Always Get Want You Want / 11. Honky Tonk Women / 12. All Down The Line / 13. Midnight Rambler / 14. Band Introductions / 15. Little Queenie / 16. Rip This Joint / 17. Jumping Jack Flash / 18. Street Fighting Man / 19. Land Of Hope And Glory with Fireworks


LHによる73ウィンター・アップグレード・シリーズの有終の美を飾るであろう作品。
いや、ニュージーランドのオークランドとか、このシドニーのSB音源と隠密のマトリクスとかがリリースされない保証はありませんが(笑)

さて、この2/26のSB音源登場時のエピソードはインフォに詳しいのでそちら引用します。
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今回のリリースにおいて重要なのは、もちろんステレオ録音されたPAサウンドボードのパート。
こちらの音源は当初24日パースの補填要員サウンドボードとして日の目を見る形となり、例えば後にスコルピオを名乗るROCKWHILEというレーベルが出した『LIVE IN PERTH AUSTRALIA』に使われ、すわ「遂に完全版サウンドボードか?」とマニアをぬか喜びさせたのも懐かしい。
案の定これを真に受けたこれまた懐かしのTSP製『ROCKS OFF!』というコピー盤を生み出してしまうほど、当初はパースの完全版かと錯覚させられてしまったのです。
しかし、この日の関してもOH BOY!盤『HAPPY BIRTHDAY NICKY』でパースとカップリングされたことで決着が付きます。
ただしパースと違ってこちらはテープ・ソースが出回り、例えば『A STICKY SYDNEY RACECOURSE』や90年代の決定版とされたVGPレーベル『ROCK'N ROLL STEW』のようなそれのコピー盤でないタイトルが登場しましたし、近年はDAC『HAPPY BIRTHDAY NICKY』のDISC-2がベストに君臨していたものです。
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ということでこれまたパースのNickyと縁が深いシドニー初日。
隠密音源のアップグレード版は3月にリリースされましたが、今回のSB音源の有名どころはOH BOYの『HAPPY BIRTHDAY NICKY』、そしてVGP『ROCK'N ROLL STEW』、DAC『HAPPY BIRTHDAY NICKY』。

    

このシドニー初日のSB音源には、オープニングの"Brown Sugar"冒頭40秒と、ラストの"JJF"と"SFM"が欠落しており、そこには既発DAC盤では「recorder 2」が補填されていました。
今回は3月にリリースされた隠密音源による『SYDNEY 1973 1ST NIGHT』で使われた「recorder 1」アップグレード版を使用し、SB部分はパースと同じくOH BOYの『HAPPY BIRTHDAY NICKY』のブラッシュアップによって仕立て上げられた作品。

隠密音源は「recorder 1」も「recorder 2」良し悪しなのでフムフムという感じですが、開演前と終演後が長く収められているのはグッド。
そして肝心の卓直SB音源部分やいかに。

するとSB音源部分はDAC盤と比べると少しクリアですっきりした音に。
DAC盤ほど高音域が突き刺さることもなく、パースやシドニー227より明るい音。
とはいえ元がおそらく同じなので音質自体の差はさほど大きくはありませんが、なるほどこれも丁寧な調整で"EX-"です。

ただし、個人的にはDAC盤は右chが僅かに大きくキースのギターが大きかったのに対して、今作では左chの方が僅かに大きくなっているのが微妙に惜しいなと。
でもDAC盤ではミックのヴォーカルまでもやや右にいたのに対して、今作ではそこまで左に寄ってはいないので今作の方がバランス的にはいいんでしょう。
とはいえキースでかくて気持ちいい、というわたし的にはDAC盤の右chの大きさは好きでした(笑)
まぁキースが小さくなったというほど小さくなったわけでもないんですが、音像が小さくなったようには感じます。
とはいえDAC盤は聴き比べるとやっぱり高音域がきついなと。
まぁ音像は同じところをDACとLH盤を切り替えて聴き比べたら感じる程度の差ですので、今作だけを聴いて何か物足りなさを感じるわけでもありません。
ということで丁寧な調整がなされている最良音源盤になってます。

いやしかしインフォにあるとおり、この日はミックだけじゃなくバンドの演奏の勢いも見事!
オープニングの"Brown Sugar"では、この盤での2:20からのミックの"You should hear him, just around midnight"の裏でミック・テイラーが奏でるギターにしびれます。
こういうこといきなりやっちゃうテイラーもほんとかっこいい!
そして"Bitch"ではキースも入り方がいつもと違うし、バンド全体が奏でる熱い演奏に戦慄を覚えます。
このワイルドにしてスリリングな演奏は隠密でもうかがえましたが、やはりこの荒々しいSB音源ってば素晴らしい。
ラストの2曲のSB音源が欠落しているのが残念ですが、そればっかりは仕方ない。そこは補填された隠密音源で怒涛のラストを。
終演後のイギリス愛国歌の"Land Of Hope And Glory"と花火がしっかり入ってるってのはいいですね~。

ということで一連の73ウィンター・アップグレード・シリーズ、どっぷり堪能いたしました!
でもこれも販売前に売り切れってのが残念というかなんというか。
 
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