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『PERTH 1973 SOUNDBOARD』

 投稿者:atsu-yメール  投稿日:2022年 4月23日(土)16時09分11秒
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  『PERTH 1973 SOUNDBOARD』 no label (1CD)
SB recordings@Western Australia Cricket Ground, Perth, Australia. Feb.24, 1973



1. Brown Sugar / 2. Bitch / 3. Rocks Off / 4. Gimme Shelter / 5. Happy / 6. Tumbling Dice / 7. Honky Tonk Women / 8. All Down The Line / 9. Midnight Rambler / 10. Band Introductions - Happy Birthday Nicky / 11. Little Queenie


1973 winter tourコーナーで紹介しているとおり、この2/24はあのニッキー・ホプキンスの誕生日で、メンバー紹介でもニッキーへのHappy Birthdayが歌われていることから、ブートでも"Happy Birthday Nicky"としてアナログ時代から有名な2/24パース公演。
そしてこのパースこそがウィンターツアーで最初に流出したSB音源だったのです。
SBといっても卓直SBでゴリゴリした音で完全収録ではなく途中までの収録ではありますが、綺麗にステレオセパレーションされており、ブート界では昔から大人気。
昔から有名どころのCDとしてNOJA盤、OH BOY盤、そして代表盤のDAC盤のみ挙げておきますが、他にも多くの作品が存在します。

    

ということで今回のLHによる73ウィンター・アップグレード・シリーズ(勝手に命名)にもパース公演が登場。
ただし今作は新たなアップグレードマスターを元にしたわけではなく、既発のOH BOY盤をリマスターしたもの。
インフォによると『HAPPY BIRTHDAY NICKY』(OH BOY)をベースとし、"Brown Sugar"と"Honky Tonk Women"の冒頭は『LIVE IN PERTH AUSTRALIA』(Rockawhile)からのよう。

で、気になるのは今作がこれまでの代表盤『HAPPY BIRTHDAY NICKY』(DAC-017)を凌ぐ音かという点。
今作のインフォによると、DAC盤もおそらくOH BOYとrochawhileから制作されたのではと書かれています。
ということで元が同じということで、その音質は大きな違いは感じません。

今作はDAC盤と比べると中高音域の薄膜が一枚剥がれてやや前面に出てきて音が明るくなっています。
ふんだんに使われている写真のとおり屋外公演なので、微妙に暗い印象のDAC盤よりは自然ですし、丁寧な調整がされていることを感じます。
ただしDAC盤と比較するとギターはほんの僅かに痩せて、シンバルの音色にやや癖も感じられます。
DAC盤はほんの僅かにこもった感じで暗い印象があるものの、ギターは少し太い音。
ということでナチュラルさとクリアさは半歩前進するも、このSB音源の特徴であるゴリゴリした荒々しい迫力は半歩後退。
ということでどちらがいいかはそれこそ好みの問題になるでしょうが、元が同じだけに大幅な進歩とはいかず。
それにしても73ウィンターのページでは既発盤に音質に渋めの評価をしてますが(というか23年前の開設当時の評価は全般的に渋め)、これも十分"EX-"です。

そしてこちら、DAC盤にはなかったニッキーが写った写真が内側にあるのが嬉しいところ。
ニッキーが大写しの写真もあればいいいんですが、あいにくそうした写真はないようですね。

しかしこのパースの演奏も素晴らしい。
73ウィンターのSB音源はこのパースから始まったわけですが、この荒々しい演奏と音には今も感激を覚えます。
なんといってもミックが凄い。母方の親戚も在住するこのオーストラリアはミックの血をたぎらせるのか。
このパースからシドニーの音がこうして聴けるのは嬉しい限り。

ということで既発の代表盤とは微妙な違いではあるものの、少し明るく前面に出たこの音で改めてこのHAPPY BIRTHDAY NICKYに浸っております。
そしてDAC盤も入手困難ないま、こうしてリリースされるのもいいことかと思いますが、こちらも速攻売り切れてしまっています。

しかしこの音源もいつの日かマスターからの音が世に出れば嬉しいんですけどねぇ。
 
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